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2010春山合宿 槍ヶ岳 2010.5.1~3

=1日目=
4:00瑞浪~6:41沢渡P7:09~7:30上高地7:45~8:32明神8:43~9:28徳沢9:40~10:35横尾10:53~11:45一ノ俣11:57~12:38槍沢ロッジ12:55~13:34ババ平
Yarigatake201051山行の様子→2010春山合宿 槍ヶ岳
地図
←今回のトレース

 今年の春山合宿は、上高地から槍沢経由で槍ヶ岳に登る。個人的には正面コースから槍に登るのはこれが初めてだ。
 朝4時に市役所集合。Tさん、NYさん、NSさん、Yさん、Kさん、僕の総勢6名で出発。2台の車に分乗し、R19を北上する。薮原から上高地にぬける道に入ると民家の屋根にうっすら積雪がある。どうやら昨日降雪があったようだ。峠に近づくと路面も白くなっているところがあり、慎重に運転する。旧奈川村に入り、いくつかトンネルをぬけ、6時40分に沢渡駐車場につく。

Kappabasi_no_koinobori_to_myoujinda  身支度を整え、タクシーで上高地に入る。まだ朝早いので人はそれほどでもない。河童橋の鯉のぼりが青空に泳ぎ、その向こうに明神岳が大きい。久しぶりの重荷を背負い歩き出す。新人のKさんはジャンボテントを背負い快調に歩く。50分ほどで明神につき一休み、さらに徳沢Yokoo_kara_maehotakadakeをすぎ10時半すぎに横尾につく。横尾大橋に鯉のぼりが風に泳ぎ、前穂高岳が紺碧の空に聳えている。
 横尾から槍沢への道に入ると登山者の喧噪が途端になくなる。横尾にいた人たちの95%は涸沢に向かうようだ。残雪の上をどんどん進むと槍見河原から槍の穂先が見える。そこからすぐに一ノ俣、さらにBabadaira_kara_yarisawa二ノ俣をすぎ、槍沢ロッジにつく。ここで大休止しビールを調達した後、若干傾斜を増した道を30分ほど登るとババ平のテント場につく。重荷を下ろし、一休み後、樹林の斜面を整地しジャンボテントを張る。中に入ってさっそくビールで乾杯!差し入れのワインは登頂後までお預けとし、持って来たパックワインなどで酒盛りとなる。あとは午睡等でのんびりすごし、明日に備える。

=2日目=
5:10ババ平~9:19槍ヶ岳山荘9:50~10:45槍ヶ岳11:10~11:45槍ヶ岳山荘12:25~14:16ババ平
 3時半に起床。お茶漬けで朝食をすませ身支度をして5時すぎに歩き出す。今日も快晴で雲一つない。雪がよくしまりアイゼンが気持ち良く雪面に食い込む。大曲から傾斜がYarigatake_mezasite_yarisawa_wo_yuk徐々に増し、青らに向かって一歩一歩の登高となる。ふり向くと蝶ヶ岳の長い山稜が見える。やがて陽が射すと雪面が反射しまぶしい。1時間ほど登り小休止。常念岳の三角錐がきれいに見える。さらに登り、殺生ヒュッテの辺りの緩斜面までくると最後の急登と槍の三角錐が大きく迫ってくる。
 最後の急登をあえぎながら登り切ると槍ヶ岳山荘につく。ここから見ると、山頂直下の雪壁がなかなか厳しそうだ。安全ベルトとヘルメットを装着し、ロープを持って槍の穂にとりつく。
Yarinoho_wo_noboru まずは下部をトラバース気味にとりつき、ミックス帯を直上する。すぐに氷の斜面になり、アイゼンの前歯を蹴り込みながら登っていく。その上は鎖のついた岩を抱くようにして右に回り込み、凍ったルンゼを直上する。ルンゼをぬけると雪壁になり、NYさんがトップでロープを張り、後Saigono_hasigo_wo_noboru続はプルージックで登っていく。雪壁上部からハシゴにぬけるトラバースはロープの長さが足りなかったため、ピッケルを打ち込みながら慎重にぬけ、凍ったハシゴを登り切ると3180mの槍ヶ岳山頂につく。
Yarigatake_sancho_201052 後続を待つ間、だれもいない山頂を独占し、写真をとる。多少春霞で遠くは見にくかったが、360°の大パノラマを満喫する。南に続く穂高連峰はもちろん、北に広がる北アルプスの山々はまだまだ真っHyouka_sita_runze_wo_kudaru白で雪の多さを実感する。そのうち後続の5人も次々到着し、全員で記念写真をとる。下りも登り以上に慎重を期すことが求められるので、山頂を早々に辞す。ハシゴを慎重に下り、雪壁のトラバースを慎重にこなす。槍沢を登る人々が蟻の行列のように見える。ここでミスは許されない。登りでフィックスしたロープをプルージックで下り、氷化したルンゼにアイゼンをきかせながら慎重に下りる。鎖のついた岩を回り込んでまずは一安心。あとは慎重にステップにそって槍の穂から離脱する。
 山荘前で後続を待ち、全員集合したところで大休止。ビールを調達し、槍沢をグングン下る。あえぎながら登ってくる人たちを尻目にシリセードで一気に下る。
=3日目=
6:13ババ平~6:33槍沢ロッジ6:43~7:54横尾8:07~8:58徳沢9:08~9:50明神10:02~10:50上高地10:53~11:21沢渡P11:35~16:06瑞浪
 4時半すぎに起床。外は今日も快晴だ。ゆっくり朝食をとった後、テント撤収。6時すぎにテント場を後にする。良く締まった雪を踏みしめあっという間に槍沢ロッジにつく。ここからTokusawa_fukin_no_saruどんどん下り、槍見河原で槍ヶ岳を見納め、8時前に横尾に着く。ここからがなかなか長い。多少のアップダウンをくり返しながら徳沢をすぎ、さらに明神まで惰性で歩く。
 明神をすぎると人が多くなり、河童橋までくるとまるで都会の雑踏だ。そんなことには関係なく穂高連峰は青Kappabasi_kara_hotakarenpou_201053空に映えている。ターミナルですぐにタクシーに乗り11時半前に沢渡につく。温泉で三日間の汗を流し、一路瑞浪へ、途中久しぶりに「武しろ」でうどんを食べ、16時すぎに瑞浪につく。
 山行の様子は左の「合宿 2010春山合宿 槍ヶ岳」で見て下さい。

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» 碧ツーリスト添乗員の添乗日誌 [碧ツーリスト添乗員の添乗日誌]
ブログ拝見しました。 とても参考になり今後のツアーに繁栄させていただきます(笑)ありがとうございます。 またおじゃましますね。 [続きを読む]

受信: 2010年5月10日 (月) 12時36分

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