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奥穂高岳~西穂高岳縦走 2013.7.20~21

=コースタイム<1日目>=
3:00瑞浪~6:35新穂高P6:50~7:59穂高平8:10~8:55白出沢出合9:10~10:07重太郎橋10:24~11:28荷継小屋跡11:45~15:35穂高岳山荘(泊)
山行の様子→奥穂高岳~西穂高岳縦走
 異常に梅雨明けが早かった今年の夏。梅雨明け10日の計算で計画した奥穂~西穂の縦走だったが、とっくに梅雨明け10日を過ぎ、天気が心配だ。
 週間予報もコロコロ変わったがなんとなく良い天気にはまりそうな雰囲気でまだ真っ黒な3時に出発する。Yさんが我が家から順番にKくんTさんを拾いR19号を走る。
 前日の飲み会の酒がまだ胃に残っているのでランクルの振動で気持ちが悪くなる。木曽川を渡ったあたりで車をとめてもらい若干戻す。先が思いやられる感いっぱいでのスタートとなる。
 上呂のあたりで我慢仕切れなくなり、2回目の嘔吐。ここで胃の内容物がすべて吐き出され、嘘のようにスッキリする。その後コンビニで行動食を仕入れ、6時半すぎに深山荘前の駐Asa_no_sinhotaka_2車場につく。
 早朝だというのに駐車場はすでに満車。警備員の指示で路肩に駐車する。共同装備や食料を分配し7時に歩き出す。
 ビジターセンターを建て替えるようで駐車場周辺が工事区画になっている。仮設のトイレで用を済ませ右俣林道へ入っていく。ゲートをすぎてしばらく歩き、林道から夏道に入る。日差しが強くTシャツ1枚でもすでに汗だくだ。

 1時間ほどで穂高平に到着、重荷を下ろし汗を拭く。小屋の屋根の向こうには槍ヶ岳も顔を見せている。10分ほど休み再び林道を歩く。途中、オオヤマレンゲの白い花を見ながら歩きやがて白出小屋跡につく。
 以前は小屋があり、夏には飲み物などを売っていたが今はトイレのみとなっている。ここで大休止し少々腹ごしらえをした後、本格的な登山道の登りとなる。樹林帯なので風が通らず蒸し暑い。振り返ると笠ヶ岳が残雪を抱いて高くそびえている。1時間ほど頑張ると白出沢が見え、やがて重太郎橋の渡り口につく。
Kiridohsimiti_no_nikkohkisuge_3 沢の水で顔を洗うと冷たさで生き返る。タオルを水に濡らし首に巻き体を冷やす。水分を補給し、切り通し道に取り付く。直ぐ下まで残雪が残り大きな口を開けている。ニッコウキスゲが壁にへばり付くように咲いている。
 切り通し道の上部で鉱石沢を渡り、再び樹林帯の急登を登ると森林限界の荷継小屋跡に出る。ここで小休止後、いよいよ雪渓の登りとなる。3年前と比べてもはるかに雪の量が多く、上部まで続いているのが見て取れる。
 Kasagatake_3歩き初めて5時間あまり経過し、かなり体力が消耗してきているので、アイゼンをつけての登高はかなりきつい。先頭を行くKくんとはどんどん離れ、Yさんとの間隔も徐々に開いていく。雪の照り返しを浴びながら黙々と雪渓をつめる。
Siradasizawa_no_sekkei_wo_noboru_2 やがて上の方に穂高岳山荘の石垣と風車が見えてくる。しかし、ちっとも大きくならない。このまま着かないのではないかと思えるくらい遠く感じる。やっとのことで雪渓を脱し最後の岩ゴロの道を一歩一歩上り、Kくんに遅れること1時間で穂高岳山荘に到着する。
Yuhyake_no_jandarumu さっそく小屋でビールを買い、テント場で飲み干す。一息ついて写真を撮りながらTさんを待ち、到着後テントを張り中でごろごろする。
 夕暮れ時に真っ赤に染まるジャンダルムをカメラに納め、餅入りラーメンの夕食を食べ明日に備えてシュラフに入る。
=コースタイム<2日目>=
4:57穂高岳山荘~5:34奥穂高岳5:46~6:47ジャンダルム7:00~8:07天狗のコル8:15~8:37天狗の頭~9:28間ノ岳~10:07赤岩岳~10:56西穂高岳11:00~11:43ピラミッドピーク~12:10西穂高独標~13:06西穂山荘13:43~14:35西穂高口14:50~15:12新穂高温泉~15:25新穂高P15:36~20:00瑞浪
Asa_no_karasawadake 4時前に起床。外は雲はあるものの概ね青空だ。シリアルとキャラメルマキアートで軽く朝食を済ませ、テントをたたんでいざ出発。穂高岳山荘で水を補給し奥穂への岩稜に取り付く。ハシゴを登ると高度感が増し、アドレナリンが放出されてくるのを感じる。冬は雪壁になっているルンゼの横を登り山頂稜線に達する。振り向けば青空のむこうに槍ヶ岳がそびえている。
 40分ほどで奥穂高岳山頂に着く。Okuhotakadake_kara_jandarumu祠の前は記念写真撮影で順番待ちができている。4人で記念写真をとり、周りの山々をカメラに収めいよいよメインの岩稜縦走にかかる。
 まずは目の前にそびえるジャンダルムまでの縦走だ。足下が1000m以Okuhotakadake_kara_yarigatake上切れ落ちている稜線をバランスよく歩いていく。やがて馬の背と呼ばれるやせ尾根があらわれ、岩をまたぐように慎重に通過する。ロバの耳は岐阜県側の岸壁をトラバースして進み、少し登るとジャンダルムの基部Umanose_wo_koeruにとりつく。縦走路を南に進み、コブ尾根の頭とのコル付近に荷物を置いて、西の岩稜を登るとジャンダルム山頂につく。
 振り向くとさっきまでいた奥穂の山頂がよく見える。もちろん槍ヶ岳もその奥に鎮座し、北アルプスの山々も一望だ。南東には富士山もしっかり姿を見せている。写真をとり水分補給をした後、デポした荷物を回収しコブ尾根の頭を通過する。
 その後、畳岩を通過し、岩稜やガJandarumu_sanchoレ場をこなし天狗のコルまで降りる。ここから正面の垂壁をクサリと腕力で強引に登り天狗岳へと向かう。垂壁をクリアした後は、岩稜の登りとなり石を落とさないように慎重に登るとやがて天狗岳山頂につく。
 はるか立山まで北アルプスの山々が見渡せる。振り向くと奥穂高岳はTengudake_sanchoかなり遠くになった。出発した時はほとんど雲が見えなかったが、少しずつ雲が湧き出している。水分補給をして次は間天のコルまでの下りにかかる。浮き石を落とさないように慎重に歩を進め、やがて有名な逆層スラブの下りにかかる。
 クサリを上手に使いながら慎重に下りきり間天のコGyakusoh_surabu_wo_kudaruルに下りる。ここからまた垂壁を登り、手足を上手に使って岩稜をクリアすると狭い間ノ岳山頂につく。かなりエネルギーが消耗し、バテバテだ。
 間ノ岳からさらにガレ場を下りもう一登りすると赤岩岳だ。西穂高岳はすぐそこに見えるがその間に二つAinodake_kara_kamikohchiほどピークが見える。慎重にアップダウンを繰り返し、P1と書かれた岩峰を越え、岩場を慎重に登ると西穂高岳山頂に着く。これまでの縦走路と違い、ここでくるとロープウェイで上がってきた人々で賑わっている。
 記念写真を撮って、ぐんぐん下Nisihotakadake_sanchoる。下るごとに人が増え、独標は満員御礼状態で山頂で休憩することができない。人混みを分けて鞍部まで下り一息入れる。その後整備された道をグングン下り、13時すぎに西穂山荘につく。喉が渇いたのとお腹がすいたのとで、大休止となりラーメンを食べる。食欲を満たした後、1時間弱頑張り西穂高口からロープウェイで一気に新穂高まで下りる。駅から駐車場まで惰性で下り、平湯で温泉につかり、20時ちょうどに瑞浪につく。
 山行の様子は、左の「無雪期登山 奥穂高岳~西穂高岳縦走」で見てください。

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