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2020夏山合宿 涸沢BC 奥穂高岳・前穂高岳 2020.8.13~15

山行の記録・写真→2020夏山合宿 涸沢BC 奥穂高岳・前穂高岳
=コースタイム(1日目)=
4:55瑞浪~7:50沢渡P8:07~8:28上高地BT8:40~9:26明神9:40~10:26徳沢10:39~11:30横尾11:48~12:40本谷橋12:55~15:00涸沢
 梅雨明け以来連日高温状態が続き、外での活動が憚られる日々。さらにコロナ禍も重なりいつもとは違う夏となる。
 そんな中、今年の夏山合宿は、涸沢ベースで奥穂高岳・前穂高岳に行くことになり、HSさんHRさんと僕の3人で出かける。
 早朝5時前に市役所に集合し、R19を北上する。藪原から境峠を越え、奈川を抜け、ダムのトンネルを通り8時前に沢渡につく。
 例年に比べて駐車場に止まっている車は半分以下だ。共同装備を分担してさっそくタクシーに乗り込む。
P8130004  運転手の話によるとこのところ天気が良くなく、おまけに熊騒動でお客さんは少ないとのこと。今日も天気は曇りがちで、釜トンネルをぬかると小雨が降っていた。
 バスターミナルの屋根の下でカッパを着て明神に向けて歩き出す。河童橋周辺は閑散としており、いつもの夏とは違うことを感じられる。
P8130006  小梨平の入り口には、熊出没のためキャンプ場閉鎖の張り紙がありいつもの賑わいが嘘のように静まっていた。
 小雨の中、黙々と歩を進め、1時間足らずで明神につく。

 明神館の建物の軒下で雨宿りしながら小休止。水分補給をして徳沢に向かう。晴れていれば、梓川の向こうに明神岳の尖峰が見えるはずだP8130018 が、今日は望むべきものは見えず、黙々と歩く。
 50分ほどで徳沢につき、徳澤園の玄関先の屋根の下で雨宿り。カッパを着て歩くとかなり蒸れる。
   さらに50分ほど歩き、横尾につく頃にはようやく雨が上がりカッパをぬぐ。横尾で十分水分補給をして、横尾大橋を渡P8130041 り涸沢への登山道に入る。
 岩小屋跡から多少登りとなり、樹林の中をどんどん進む。1時間弱で本谷橋につき一息入れ、いよいよ最後の登りにかかる。
P8130059  まずは、九十九折れの急登をあえぎながら登り、横尾本谷と涸沢の分岐点を下に見てSガレにて小休止。最後の1時間をどうにか頑張り、15時に涸沢につく。
 テント村の様子は例年の半分以下といった感じで、小屋も予約制のためいつものP8130069 混雑はない。ヒュッテから多少遠い場所ではあるが、平らな場所にテントを設営し、さっそく涸沢食堂で生ビールを頂く。その後、夕食を食べ各自シュラフに潜り込む。

=コースタイム(2日目)=
5:20涸沢~7:45穂高岳山荘8:05~8:45奥穂高岳9:05~10:25紀美子平10:35~11:07前穂高岳11:15~11:46紀美子平11:55~13:25奥穂高岳13:35~14:08穂高岳山荘14:20~15:51涸沢
P8140092  朝4時前に目が覚める。風がテントを揺らしているが天気は良いようだ。朝食後、出発の準備をして外に出ると東から朝日が昇って山肌を赤く染め始める。
P8140098  涸沢槍が紅く染まり、やがて黄金に輝き出す。奥穂の岩壁も紅く色付いている。写真を何枚かとりザイテングラートに向け出発だ。
 最初は涸沢カールの大きな岩の上を跳ぶように進み、カール壁に沿って斜めに登っていく。やがて涸P8140116 沢小屋からの道と合流し、ガラガラの道を登っていく。1時間ほど登ると白出のコルから派生する小さな尾根(ザイテングラート)を登る道となる。所々に鎖があるが、問題となるほどではない。
P8140153  途中、ニホンザルの群れがお花畑の中で食事をしているところにぶつかる。下の森では食料不足のようでかなり高所まで登ってきているようだ。
P8140162  歩き始めて2時間半弱で穂高岳山荘につく。休憩していると、8時に岐阜県警のヘリコプターがくるのでそれまで待機してほしいとにこと。やがて県警のヘリが現れ、ヘリポートに着陸、すぐに用事を終えて飛び立っていった。
P8140172  ヘリが去った後、奥穂に向けて登山再開。まずはハシゴを慎重に登る。本日の核心部を慎重に通過し、あとは日本第三位の頂に向けての登行となる。天気も良く、北アルプスの山々がよく見える。
P8140206  山荘から40分ほどで奥穂高岳山頂に到着。ジャンダルムの荒々しい岩場が目の前に見え、西穂への稜線、焼岳、乗鞍岳、御岳と南に続いて見える。
P8140237  また恵那山も細長い山体がよく目立つ。南アルプスもよく見え、甲斐駒ヶ岳の向こうに富士山も見える。東には八ヶ岳、浅間山がはっきり見え、近くには常念岳、P8140202 蝶ヶ岳から燕岳への連なりがあり、北には槍ヶ岳が大きく聳えている。その奥には裏銀座の山々、立山連峰が連なっている。
 蒲田の谷を挟んで笠ヶ岳が聳えその向こうには遠く加賀の白P8140253 山まで見ることができた。そして、これから向かう前穂高岳が吊り尾根の向こうに屹立している。
 それぞれ登頂記念の写真をとり、しばらく休んで前穂に向かう。遠目からは気持ちP8140249 よさそうな稜線を想像するが、実際は鎖場もある岩稜縦走となる。それでも絶景を見ながらの3000mの雲上の道は心地がいいものだ。P8140306 最低鞍部からは岳沢側のトラバース道となり1時間20分で紀美子平につく。
 ここに荷物をデポし、岩稜を30分ほど登ると前穂高岳山頂につく。一等三角点をカメラに収め、3人で記念写真をとり下 P8140338 山にかかる。紀美子平までは急な下りなので慎重に下りる。ザックを回収し、来た道を戻る。
 途中、ライチョウが数羽散歩をしている場面に出くわしカメラに収め、1時間半ほどで奥穂まで戻り、P8140377 あとは下るのみと言うことになる。
 最後のハシゴを慎重に下り、14時すぎに穂高岳山荘に着く、さらに2時間頑張っ て16時前に涸沢に戻る。
 P8140272 その後、涸沢食堂で祝杯をあげ、夕食後眠りにつく。
 

=コースタイム(3日目)=
6:08涸沢~7:07本谷橋7:15~8:08横尾8:30~9:23徳沢9:35~10:20明神10:30~11:11上高地11:37~12:00沢渡P12:10~15:55瑞浪
 朝4時過ぎに起床。荷物をまとめながら朝食の準備をする。
P8150420  昨日より多少雲が多目だが、天気は良さそうだ。朝食後、テントを撤収し下山にかかる。
 登りはきつかった本谷橋からの道も、下りは快調に足が進む。1時間で本谷橋につき、さらに1時間弱で横尾につく。あとは林道を徳沢、明神と経て11時すぎに河童橋につく。観光客はそこそこいるが、いつもの夏と比べれば半分以下と言ったP8150435 ところか。
 頑張ったご褒美にソフトクリームを食べ、タクシーにのり沢渡にもどる。
 車に荷物を積み込み、大牧温泉で汗を流し、ついでに昼食もとり瑞浪に向かう。
 渋滞もなく順調に走り、16時前に瑞浪つく。
 山行の記録・写真は、「合宿 2020夏山合宿 涸沢BC 奥穂高岳・前穂高岳」で見てください。

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