田立の滝・天然公園 2020.11.8
山行の様子→田立の滝・天然公園
=コースタイム=
5:55瑞浪~7:21田立の滝登山口粒栗P7:30~8:17螺旋滝8:20~8:28霧ヶ滝8:30~8:36天河滝8:39~8:55龍ヶ瀬~9:04箱渕~9:21林道・滝分岐9:30~9:58天然公園登り口~10:15天然公園10:37~10:48天然公園の登り口~11:11林道・滝分岐~11:21不動岩11:42~12:08天河滝~12:45田立の滝登山口粒栗P13:05~14:22瑞浪
立冬の日曜日。前日の雨も上がり晴れそうなので、久しぶりに田立の滝と天然公園に出かけた。
早朝6時前に家を出発。霧が深く視界が狭いので慎重に運転する。 賤母の道の駅でトイレを済ませ、木曽川を渡ったところで左折し田立の滝登山口に向かう。道のあちこちには「熊出没注意」の看板が出ている。
ほどなく粒栗駐車場につく。先客は1名。ゆっくり出発の準備をし写真を撮りながら登り始める。
すぐにクマ除けのベルが設置されており、カンカン鳴らして先へ進む。
紅葉真っ盛りで、赤や黄色に色づいた葉っぱが光を受けて美しい。九十九折につけられた道を落ち葉を踏みながら登っていく。
大きな木の手前にはそれぞれユニークな名前が付けられており、解説を読みながら登っていく。
40分ほどで不動岩展望台に着く。紅葉の木々の間から、厳つい不動岩が青空の下、屹立している。さらに、そこから10分ほど歩くと螺旋滝への分岐があり、少し下って滝の写真を撮る。その後、上り返し てしばらくいくと霧ヶ滝が現れる。
前日の雨で水量が豊富なため、豪快な瀑音を響かせている。
その後、滝の側面を見ながらアルミの階段が整備された急登を登り、木道を進む と天河滝が現れる。
大きな一枚岩の花崗岩の壁からまっすぐに水を落とす堂々とした大瀑布だ。
写真を撮り、登山道に戻りさらに登ると天河滝の落ち口に出 る。登山道からのぞき込むとなかなか豪快な風景だが、危険なので立ち入らないよう注意の表示がしてある。
天河橋を渡り左折して不動滝を見ながら 不動橋を渡り、千鳥桟橋を登ると龍ヶ瀬に出る。ここから右岸を通り鶴翼滝の手前に架かる雲上橋まで美しい瀬を見ながら歩いて行く。
数年前来たときは、ここから上流の沢沿いの道が通行止めになっていたが、整備されたようで、そうめん滝を経て箱渕、丸渕を見て林道に出る。
ここで小休止して、2.5㎞の林道歩きが始まる。 クマ鈴を鳴らしながら林道をトボトボ登り、30分ほどで天然公園の登り口につく。
ここから樹林の中を登り、湿地を過ぎ、滑る木道を慎重に行くと、1580mの天然公園山頂につく。先客は誰もいなく、本日の一番乗りのようだ。山頂で記念写真を 撮り、中央アルプス、槍・穂高連峰の展望を期待して展望台に登る。しかし、意外に雲が多く、北アルプス方面の展望がなく、中央アルプスも雲間から木曽駒ケ岳や宝剣岳、空木岳、南
駒ヶ岳がのぞめる程度で思ったほどの景色ではなかったのが残念だ。
昼食にはまだ早いので、来た道を林道・ 滝分岐まで戻り、ここからさらに林道を歩いて不動岩まで行く。
不動岩の上からは木曽川と中津川の街が望め、眼下に紅葉の山々 がよく見えた。風が少々強いが昼食タイムとし、カップラーメンとおにぎりでお腹を満たす。
昼食後、滑りやすい階段を慎重に下り、雲上橋に出る。後はスリップに気をつけながら登ってくる人とすれ違い、1時間ほ どで駐車場まで下る。
出発時には2台だった車が、20数台に増えていた。登山靴を脱いで荷物を車に積み込み、いつもの道を自宅に向かった。
山行の様子は、左の「無雪期登山 田立の滝・天然公園」で見てください。
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