海外登山

キナバル 2007.12.30~2008.1.3

 例年はこの時期、冬山合宿で雪山の中にいるが、今年は年末年始に熱帯の島・マレーシア領ボルネオ島に出かけ、東南アジア最高峰・キナバルに登った。

1日目
Kankuhnite 前日、関空の近くのホテルに泊まり、余裕を持って集合場所へ向かう。今回も夏のキリマンジャロと同じAT社のツアーに参加。関空からはツアーリーダーのM氏を含め5名で出発。11時すぎにマレーシア航空の飛行機で飛び立ち、6時間のフライト後、現地時間の12月30日16時45分にクアラルンプール空港につく。ここで、コタキナバル行きの国内便に乗り換え、22時20分にコタキナバル空港に着く。外の気温は32℃、冬の日本から来た身には暑さがこたえる。現地ガイドのジュースさんが迎えに来ており、すぐにバスに乗り込み、プロムナードホテルに直行。チェックインをしてすぐにベットに入る。

2日目
 朝、深夜に成田便で到着した10名と合流し、朝食後バスに乗り込み、登山口のパーク・ヘッド・クオーターに向かう。7時40分にホテルを出て、途中休憩後、2時間40分で登山口Parkheadquarters Karusonotaki Kinabalu_barusam につく。ここで入山手続きを行いIDカードを受け取り、10分ほどバスにのり、ティンポホン登山口のゲートにつく。11時15分にゲートでIDカードを見せて歩き出す。登山道はカールソンの滝までいったん下り、あとは熱帯の森の中をグングン登るようについている。左右には、様々なランの花が咲き、ウツボカズラが木からぶら下がっている。Ran Utubokadura Kiiroiran Syakunagenoissyu Laban_rata_resthouse
 40分ごとに休憩所(シェルター)があり、休んでいるとリスが周りを走り回る。シェルターにつく度に休憩しながらどんどん登る。登り一辺倒なので、寝不足と暑さに慣れない体にはなかなかきつい。おまけに雨が降ってきて、傘をさしながらの登行となる。標高約3200mのラバン・ラタ・レストハウスに着いたのは、日暮れ間近の17時10分。さっそく部屋に入ってベットの上に大の字になる。1時間半ほど休んだ後、夕食をとり、早朝1時半の起床に備えて眠りにつく。 

3日目
 1時半に起床。0時頃には雨が屋根をたたく音が聞こえていたが、すっかり雨も上がり、星もきらめいている。トーストとスクランブルエッグをミルクとコーヒーで胃に押し込み、朝食をすませる。2時半すぎに登山開始、暗闇の中、ヘッドランプに照らし出された道をどんどん登る。最初は木でできた急角度の階段が続き、3500m付近から、花崗岩のスラブの上を歩くようになる。標高約3700mのサヤッ・サヤッ小屋でIDチェックを受け、さらに花崗岩のスラブを登っていくと、サウス・ピークが間近に見えるサミット・プラトウに出る。こStjohns_peakVictoria_peakLows_peakLows_peakniteSouth_peakからだだっ広い花崗岩のプラトウを登り、2008年1月1日6時10分に4095mのキナバル山・ロウズピークに立つ。まだ、薄暗く、東の空が少し明るくなりかけている。下からは次々と人が登ってくるのが分かる。北西には、コタキナバルの夜景がきれいだ。
 後続を待ち、夜が明けきったところで、写真をとる。雲海を眼下に角のように突き出たサウス・ピーク、すぐ近くに、5mほど低いセント・ジョーンズ・ピークが迫る。遠くにはボルネ   オの山々が遙かに見え、最高峰にいる気分を充分堪能する。1時間ほど山頂で過ごし、7時に下山を開始。岩峰と花の写真を撮りながらゆっくり下り、2時間でラバン・ラタ・レストハウスにつく。1時間ほど休憩し、10時すぎに下りはじめ、13時50分にティンポホン登山口のゲートに着く。ここで後続を待ち、全員そStjohns_peak_to_lows_peakSummit_puratouniteろっSchima_brevifoliaDonkey_ears_eakたところでバスに乗り込み、一路コタキナバルに向かう。
 17時に五つ星ホテルのマゼラン・ステラハーバー・リゾートにつき豪勢な部屋でシャワーを浴びる。その後、市内の海鮮料理屋で、少数民族の踊りを見ながらのディナーとなる。その後ホテルに戻り、ベットの中でゆっくりと疲れをとる。

4日目、5日目
 朝7時までぐっすり眠り、海の見えるレストランで朝食をとる。今日は夕方の出発まで自MinzokubuyouMagellansuteraharbourresort由行動。オプションツアーでコタキナバルの市内観光に出かけることにした。ガイドのリンさんは日本語ペラペラ。聞けば、クアラルンプールの語学学校で日本語を勉強したとのこと。州立のモスク、博物館、市内を一望できる展望台、中国寺院、市内の市場へと案内してもらい楽しく午前中を過ごす。午後からはいったんホテルにもどり、ツアーリーダーM氏の案内で、市街に肉骨茶(バSabahsyuuritumosuku Dorian Bah_kut_teh クティー)を食べに行く。簡単にこの料理を説明すると、漢方薬が入ったスープで肉を煮込み、そのスープに揚げパンを浸したり、ご飯にかけたりして食べるものだ。薬膳料理のようでなかなかの美味だ。昼食後ホテルに戻りテレビを見ながらのんびり過ごし、17時半にホテルを後にする。
 19時15分の便でクアラルンプールに向かい、21時35分にクアラルンプール空港につく。しばらく買い物などをし、0時前に関空に向けて出発。6時間のフライト後、8時に関空につく。後は、特急はるか、新幹線、中央線を乗り継ぎ、11時25分に瑞浪につく。

キナバルの山行の様子は左の「海外登山・キナバル」かhttp://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/201011400f01bbecd35beb0b342ffab118c63f430/95189311763149911 で見て下さい。

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キリマンジャロ 2007.7.25~8.4

 久しぶりの海外登山。アフリカ最高峰のキリマンジャロに出かける。とにかくアフリカは遠く、キリマンジャロは高かった。

1日目
 朝5時半の多治見発の電車で中部国際空港に向かう。7時50分のANA機で成田に向かい、11時半にアムステルダムに向かって出発。今回はAT社のツアーに参加。ツアーリーダーを含め総勢14名の登山隊だ。12時間の空の旅でアムステルダムに到着。時差が7時間あるので、着いたのは現地時間で16時過ぎだ。入国審査等で1時間費やし、17時にホテルに入り、軽い夕食をとり就寝。
2日目
 朝、6時に起床。7時40分に空港に向かい8時過ぎに空港に着く。出国審査等を終え、11時50分に出発、8時間のフライトだ。アルプス、地中海を越え、サハラ砂漠の褐色の大地を越え、暗くなったころにタンザニアのキリマンジャロ空港に着く。入国審査を終え、さっそく車でマラングホテルに向かう。10時前にホテルに着き、コテージのような部屋で眠りにつく。
3日目
ZyanguruProtea_kilimandascharica  7時に起床。朝食をすませ、9時に出発。20分ほどでマラングゲートにつく。入山届けなど様々な事務手続きに1時間かかり、歩き始めたのは10時20分。ジャングルの中のよく整備された道をゆっくりゆっくり登っていく。予定どうり14時すぎに、今日の宿泊地マンダラハットにつく。荷物を置いた後、近くにあるマウンディクレーター(噴火口)の見学にいく。その後、それぞれ小屋に分かれてゆっくりし、明日に備える。
4日目
Giant_senecio  6時15分に起床。お粥の朝食で腹ごしらえをし、8時に出発。しばらく行くとジャングルから草原帯に出て、遙か北方にキリマンジャロの姿が見えてくる。やがて、ジャイアントセネシオが多く見られるようになり、岩石が多くなってくる。2時半すぎに今日の宿泊地ホロンボハットにつく。ここの標高は3780mで富士山よりも高い場所だ。ここで二泊し、高度順応を行うことになる。
5日目
SogentaiZeburarockniteAsanokilimanjaro  6時半起床。今日は高度順応の日で、ゆっくりと体調を整えることができる。まずは朝食後9時ころからゼブラロックに出かける。標高4100mあたりまで歩き、体を高度に慣れさせる。なかなか快調に歩け、先が楽しみだ。午後は荷物の整理などしてゆったりと過ごす。
6日目
Sarekitaitokilimanjaro Kibohut  6時20分に起床。朝食後、8時10分にキボハットに向けて出発。灌木帯を過ぎるとサドルと呼ばれる砂礫帯に出る。まるで砂漠のような平らな大地が見渡す限り広がっている。高度は4000mを越えているので高度順化するようにポレポレ(ゆっくり)登る。行き交う登山者と「ジャンボ!」と声を掛け合いながら進み、14時半に標高4703mのキボハットにつく。明日は真夜中の出発となるので、早く夕食をすませ、就寝する。
7日目
Girumanzpoint   いよいよ頂上アタックの日。23時20分に起き、スープでお腹を温め0時半に歩き始める。頭痛も吐き気もなく、体調は万全だ。ガイドの少し早いペースが気になるものの、自分なりのペースを作ることを心がけながら、足下を見て一歩一歩登って行く。5000mを越え呼吸が少し荒くなるが、何とか踏ん張り、ゆっくりゆっくり高度を上げる。砂場のような道が岩場になり、ギルマンズ・ポイントが近いことを伺わせる。そして、5時40分に5682mのギルマンズ・ポイントに到達する。ここは山頂の一角で、北側には雪の白い大地が見える。まだ夜は明けておらず暗闇の中で、皆と握手を交わす。
   さあ、次は最高地点ウフル・ピークだ。稜線を北に進み、氷河の手前で日の出を迎え KkilimanjaronoasahiUhurupeakDikenhyogaMtmeruNorthern_icefieldる。すぐそこだと思っていたが、なかなかピークは遠く、一歩一歩登っていく。アップダウンをいくつかくり返し、7時36分に、アフリカ最高峰、キリマンジャロ、ウフル・ピークにたどり着く。標高は5895m、下は雲海が広がり、東に三角形のメルー山が浮かんでいる。氷河も想像以上に大きくすばらしい。30分ほど山頂に滞在し、下山にかかる。ギルマンズ・ポイントからは、富士山の砂走りのように砂礫の中を一気に駆け下る。5時間で登ったところを1時間でキボハットに下山する。ここで、軽く昼食をとり、3時間かかってホロンボハットまで下る。その後、夕食をとり、死んだように眠った。
8日目
 6時に起床。朝食後、7時半に出発。今日はマラングゲートまで下り、その後車でアルーシャのホテルまでという長丁場だ。
 14時前にマラングゲートに着き、下山手続き、登頂証明書伝達式、スタッフたちとのお別れ会等を終え、車でアルーシャのホテルに向かう。2時間半ほど車に乗り、17時40分にアルーシャホテルに入る。何日ぶりかのシャワーで心身ともにホッとする。その後、豪華なディナーを楽しみ、1週間ぶりのアルコールにほろ酔い気分でベットに入る。
9日目
Kirin  6時半起床。9時前にアルーシャ国立公園に向け出発。9時20分からサファリを楽しむ。オリのない場所で野生のキリンやシマウマがのんびり過ごしている。昼すぎまでサファリを楽しみ。昼食後、アルーシャに戻ってお土産を買い、夕食に中華料理を食べてキリマンジャロ空港に向かう。免税店でコーヒーなどを買い、21時すぎにアムステルダムに向かって飛び立つ。
10日目
   6時半すぎにスキポール空港に到着。入国審査をし、8時半から、アムステルダム市内観光ツアーに出かける。ガイドのお兄さんは英語でペラペラしゃべってFusya説明してくれるのHanebasiで、なんとなく意味が分かる。アンネ・フランクの隠れ家や王宮など、2時間半の間に様々な所を訪ねることができた。空港に戻って昼食をとり、16時に日本に向けて出発した。
11日目
 12時間のフライト後、9時50分に成田空港に到着。荷物を受け取り解散後、成田エクスプレス、新幹線、中央線を乗り継ぎ、15時35分に家に到着。
 山行の様子はhttp://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/201011400f01bbecd35beb0b342ffab118c63f430/682421413085926811か、左の「海外登山・キリマンジャロ」で見て下さい。

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